インプラント
矯正治療とインプラント治療を組み合わせた包括治療|都島区の津田歯科・矯正歯科
おはようございます、大阪市都島区の津田歯科・矯正歯科です🦷✨
本日は、当院で 矯正治療とインプラント治療を組み合わせて包括的に治療を行った患者さまのBefore→After をご紹介いたします😊
矯正治療とインプラント治療、それぞれ単独でも非常に重要な治療ですが、実際の臨床では「歯並び」「噛み合わせ」「欠損歯」「顎位のズレ」など、複数の問題が複雑に絡み合っているケースが少なくありません。
そのため、一つの治療法だけで解決できない場合は、矯正・インプラント・補綴治療を組み合わせた包括治療 が必要となります。
今回の症例について
今回ご紹介する患者さまは、以下のようなお悩みを抱えてご来院されました。
下顎が前方にずれており、顎位(上顎と下顎の位置関係)に不調和がある
その影響で上顎前歯がフレアアウトし、前歯の隙間が広がってしまっている
奥歯の欠損もあり、噛み合わせが安定しにくい
このような状態では、単に矯正で歯を並べるだけ、あるいは欠損部分にインプラントを入れるだけでは根本的な改善は望めません。
精密検査を行い、患者さまとじっくり相談した結果、矯正治療で顎位と歯並びを整えたうえで、インプラントと補綴治療を組み合わせる総合的な治療計画を立てました。
なぜ包括治療が必要なのか?
歯科治療は「悪いところだけを治す」部分治療と、「全体の噛み合わせや顎の位置を見直す」包括治療に分けられます。
部分治療は短期的には有効ですが、全体のバランスを無視すると以下のような問題が起こり得ます。
前歯に過度な力がかかり、歯の傾きやすきっ歯が再発する
インプラントに負担が集中し、長持ちしない
噛み合わせが安定せず、顎関節や筋肉に負担がかかる
今回の患者さまのように「顎位のずれ」や「多数歯欠損」がある場合、部分治療ではなく包括的な治療計画が必要不可欠です。
精密検査と資料採りの重要性
当院では、全顎的な治療を行う際に 徹底した精密検査と資料採り を行います。
📌 歯列模型の採得
📌 セファロレントゲン(頭部X線写真)
📌 パノラマX線写真
📌 口腔内写真・顔貌写真
📌 咬合分析・顎関節のチェック
これらのデータを総合的に評価し、どの順序で治療を行うか、インプラントはどのタイミングで埋入するか、補綴治療はどう仕上げるかなどを決定します。
特にインプラントの埋入時期は「必ず矯正前」とは限らず、症例によって最適なタイミングが異なるため、歯科医師の経験と総合的な診断力が求められます。
治療の流れと途中評価
包括治療では、治療を始めてからも定期的に資料採りを行い、治療方針を必要に応じて再検討します。
治療開始前:精密検査・資料採り・治療ゴールの設定
治療途中:矯正の進み具合や顎位の変化をチェック
インプラント埋入:最適な時期を判断して手術を実施
補綴治療:噛み合わせのバランスを考慮して被せ物を装着
治療終了時:治療前との比較、ゴールとの一致度を確認
このように 治療前・途中・終了後の記録を徹底することで、治療効果を客観的に評価でき、再発防止にもつながります。
Before Afterの変化
Before Afterのお写真をご覧いただくと、以下の点が改善されたことがわかります。
顎位が適切に整い、下顎の前方偏位が改善
前歯のフレアアウトが解消され、歯並びが自然に
奥歯のインプラントによって噛み合わせが安定
全体的な口元の印象が引き締まり、機能面・審美面の両方が改善
見た目だけでなく、噛む機能や将来的な歯の健康も守られる治療結果となりました。
当院が大切にしていること
津田歯科・矯正歯科では、以下のような方針を大切にしています。
部分治療ではなく、将来を見据えた包括治療
精密検査に基づいたエビデンスのある治療計画
患者さまとの丁寧なカウンセリング
治療後のメンテナンスまで見据えたトータルケア
特に「矯正治療とインプラント治療の組み合わせ」は高度な診断力と技術が必要ですが、当院院長はこの分野を得意としております💪
こんなお悩みはご相談ください
顎の位置がずれている気がする
前歯が出っ歯・すきっ歯になってきた
奥歯を失って噛みにくい
矯正とインプラントを両方検討している
総合的な治療計画を提案してほしい
一つでも当てはまる方は、ぜひ当院へご相談ください。
矯正治療とインプラント治療を組み合わせた包括治療のさらなるポイント
矯正とインプラントを同時に行う際の注意点
矯正治療とインプラント治療を同時に進める場合、最大のポイントは 治療の順序とタイミング です。
インプラントは一度埋入すると動かすことができません。そのため、矯正治療で歯を動かすスペースや噛み合わせの調整を行う前に不適切な位置にインプラントを入れてしまうと、将来的に噛み合わせがずれてしまうリスクがあります。
逆に、矯正治療だけを先に進めてしまうと、欠損部分が放置されたままとなり、噛み合わせの安定性が損なわれる可能性もあります。
つまり、インプラントを埋入する適切なタイミングを見極めることこそ、歯科医師の腕の見せどころ です。
インプラント単独では解決できないケース
「歯を失ったからインプラントを入れれば解決」と考える方も少なくありません。
しかし、以下のようなケースではインプラント単独では根本的な解決にならないことがあります。
顎位のずれがあり、正しい位置で噛めていない
前歯がフレアアウトしていて、咬合力のバランスが崩れている
奥歯の欠損により、前歯に負担が集中している
歯周病によって骨量が減少している
このような場合、矯正治療で顎位や歯列を整えたうえでインプラントを行う ことで、長期的に安定した結果を得られます。
資料採りをさらに詳しく
包括治療を行う際の「資料採り」は、単なる記録ではなく治療の成否を左右する非常に大切な工程です。
当院で行っている主な資料採りは以下の通りです。
口腔内写真:歯並び・歯ぐき・咬耗の状態を細かく記録
顔貌写真:横顔のEライン、正貌での対称性を確認
歯列模型(スキャニング):上下の咬合関係を立体的に評価
セファロX線分析:顎の位置関係を数値化して診断
CT撮影:インプラント埋入部の骨量・神経位置を正確に把握
咬合力測定:どの歯に強い力がかかっているかを解析
こうした情報を集めることで、
「どの歯をどの方向に動かすか」「インプラントをどの部位に、どの角度で埋入するか」などが明確になります。
患者さまからよくいただくご質問(Q&A)
Q1:矯正とインプラントを同時にすると治療期間は長くなりますか?
A:一般的には矯正治療が1.5〜3年程度かかり、インプラント治療は3〜6か月で骨と結合します。
両方を組み合わせると、全体の治療期間はやや長くなりますが、順序を工夫することで効率的に進めることが可能です。
Q2:治療費はどのくらいかかりますか?
A:症例によって異なりますが、矯正治療・インプラント治療・補綴治療を組み合わせるため、単独の治療よりも費用はかかります。
しかし、部分的な治療を繰り返して最終的に再治療が必要になるリスクを考えると、長期的には包括治療の方がコストパフォーマンスが良いといえます。
Q3:治療後のメンテナンスは必要ですか?
A:はい、必須です。
矯正後はリテーナーで歯並びを安定させ、インプラントは定期的なクリーニングと咬合チェックを行う必要があります。
メンテナンスを怠ると再発やインプラント周囲炎のリスクが高まりますので、当院では予防管理を徹底しています。
治療後に得られるメリット
包括治療を受けられた患者さまからは、以下のような嬉しい声をいただいています。
「噛み合わせが安定して、食事がしやすくなった」
「顎の違和感や疲れがなくなった」
「口元が整って、若々しく見えるようになった」
「インプラントと矯正を一緒にやったので、将来への安心感がある」
このように、包括治療は機能面・審美面・予防面のすべてにおいてメリットがあります。
都島区で矯正・インプラントをご検討の方へ
都島区で「矯正治療とインプラント治療を組み合わせた包括治療」をお探しなら、ぜひ津田歯科・矯正歯科へご相談ください。
当院では、
一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療計画
精密検査に基づいた根拠ある診断
治療後の長期的なメンテナンス体制
を整えております。
まとめ
矯正治療とインプラント治療を組み合わせた包括治療は、単なる見た目の改善にとどまらず、噛み合わせ・顎位・将来の歯の健康まで考えた治療です。
今回ご紹介した患者さまも、Before Afterで大きな変化を実感していただけました。
矯正治療とインプラント治療を組み合わせることで、単独の治療では解決できない複雑な症例も改善が可能になります。
顎位のずれ、歯の欠損、フレアアウト、噛み合わせの不安定さなどでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
精密検査 → 治療計画 → 途中経過の評価 → 治療後のメンテナンス
この流れを大切にしながら、患者さまの健康で美しい口元をサポートいたします✨
都島区で矯正やインプラントをご検討の方は、ぜひ津田歯科・矯正歯科へご相談ください。
患者さま一人ひとりに合わせた精密な診断と治療計画で、健康で美しい口元づくりをサポートいたします✨
📸 実際のBefore Afterのお写真もぜひご覧ください!
津田歯科・矯正歯科の医院情報
津田歯科・矯正歯科
住所:大阪府大阪市都島区善源寺町1-5-37 美代志ビル1階
アクセス:大阪メトロ谷町線「都島駅」より徒歩3分
電話:06-6922-6480
Web予約:https://tsuda-dc.jp/
診療時間:平日 9:30~13:00 / 14:00~18:00
土曜 9:30~13:00 / 14:00~17:00
休診日:木曜・日曜・祝日(GW・お盆・年末年始あり)
CATEGORYカテゴリー
RECENT POSTS最近の投稿
TAGタグ
ARCHIVE月別アーカイブ
2025年 (164)
2024年 (205)
2023年 (49)
2022年 (11)
2021年 (1)
2020年 (9)
2018年 (24)
2017年 (64)
2016年 (49)
2015年 (12)