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【大阪市都島区 津田歯科矯正歯科】歯を並べるだけの矯正治療にご注意ください ──見た目だけで終わらない、機能性まで考えた矯正治療を
■ 「見た目だけ」矯正の落とし穴
近年、マウスピース矯正や短期矯正が普及し、手軽に歯並びを整えることが可能になりました。しかし、見た目だけに注目した矯正は、歯並びは整っても以下のような問題が起こることがあります。
噛み合わせが悪化するリスク
歯を並べるだけで咬合バランスを無視すると、奥歯に過度な負担がかかり、歯の摩耗や割れ、顎関節症につながることがあります。また、上下の歯の接触が不十分だと、食事や発音に影響が出る場合もあります。顎関節への負担
咬み合わせがずれたまま歯を移動させると、顎関節に過剰な負荷がかかります。これにより「カクカク音」「痛み」「口が開けにくい」といった症状が現れることがあります。後戻りのリスク
歯並びだけを整えた場合、舌の位置、口唇の圧力、噛み癖などが改善されず、矯正終了後に歯が戻ってしまうことがあります。これにより再治療が必要になる場合も少なくありません。全身への影響
不正咬合は、姿勢や首肩の筋肉、顔貌にも影響します。見た目は整っても、顎や姿勢の不調が残るケースも報告されています。
■ 津田歯科矯正歯科の「機能性矯正」の特徴
当院では、単に歯を並べるだけでなく、咀嚼、発音、呼吸など口腔機能全体を改善する矯正治療を提供しています。
1. 噛み合わせを重視した矯正設計
噛み合わせは、歯並びだけでなく顔のバランスや全身の姿勢にも関わります。適切な咬合設計を行うことで、食事の効率向上、顎関節への負担軽減、顔貌の調和を図ります。
2. 精密な検査と診断
CTやセファロ分析、咬合診断を行い、歯並びと噛み合わせの両方を評価。見た目の美しさと機能性を両立させる治療計画を立てます。
3. 小児矯正での早期介入
お子さまの場合、乳歯や混合歯列の段階から顎の発育、舌の癖、口呼吸などを改善することで、永久歯列での不正咬合を予防。成長を利用して、見た目だけでなく機能的な土台作りを行います。
4. 成人矯正での包括治療
すでに顎や歯列の不正が進んでいる場合でも、矯正+補綴治療や根管治療、インプラント治療と連携し、口腔全体の健康と機能を回復します。
5. 定期フォローとリテーナー管理
矯正治療後も舌や口唇のクセ、噛み癖による後戻りを防ぐため、定期チェックとリテーナー装着管理を徹底しています。
■ 矯正治療の流れ
初回相談・カウンセリング
患者さまの希望や悩みを丁寧に伺い、治療方針を共有します。精密検査
口腔内写真、模型、CT撮影、咬合分析などを行い、総合的に評価。治療計画の立案
見た目・噛み合わせ・顎のバランス・将来的な口腔機能を考慮したプランを作成。矯正治療の実施
ワイヤー矯正、マウスピース矯正、部分矯正など、患者さまに最適な方法を選択。定期チェックと調整
治療中の歯の動きや噛み合わせを確認し、必要に応じて調整。治療終了・リテーナー装着
後戻りを防ぐため、リテーナーを装着し、長期維持をサポート。
■ 患者さまの声
「見た目だけでなく噛みやすさも改善されて満足です」
「矯正を始める前より、顎や肩の痛みが軽くなりました」
「小児矯正から始めましたが、成長に合わせた治療で後戻りが少なく安心です」
■ 矯正治療を成功させるポイント
ゴールの設定
「歯を並べる」だけでなく、「噛む・話す・呼吸する」を含めた口腔機能全体の改善を目標にします。総合的な診断
顎・咬合・歯列・口腔周囲筋のバランスを評価し、見た目と機能の両立を図る。定期フォロー
治療後も長期的に噛み合わせや歯列を維持するため、継続的に観察・調整を行う。
■ 矯正治療中に注意すべきポイント
矯正治療は歯を動かすプロセスであるため、治療中にも注意すべき点があります。単に歯を並べるだけでは、将来的に後戻りや噛み合わせの悪化につながる場合があります。以下の点を意識することが重要です。
食生活の管理
硬すぎる食べ物や粘着性の高い食べ物は、矯正装置にダメージを与えたり、歯が正しい位置に動きにくくすることがあります。治療中は柔らかめの食事を意識し、装置に負担をかけないようにします。口腔衛生の徹底
矯正装置周囲は汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病リスクが高まります。歯ブラシの当て方やフロス、矯正専用のクリーナーを使用して、清潔に保つことが大切です。装置の正しい使用
マウスピース矯正や取り外し可能な装置は、指示通りの装着時間を守らないと、歯の移動が遅れたり、計画通りに矯正が進まなくなります。定期的な通院と調整
治療中は歯の動きを定期的に確認し、必要に応じてワイヤーや装置の調整を行います。通院を怠ると、治療期間が延びたり、最終的な咬合バランスが崩れることがあります。
■ 機能性矯正がもたらすメリット
当院で行う機能性矯正は、見た目だけでなく口腔機能全体を改善することを目的としています。具体的には以下のような効果が期待できます。
正しい噛み合わせの獲得
上下の歯がしっかり噛み合うことで、食べ物を効率よく噛めるようになり、胃腸への負担も軽減されます。顎関節への負担軽減
不正咬合による顎関節への負荷を軽減し、顎の痛みや開閉時の異音を予防します。顔貌のバランス改善
歯並びと顎の位置を整えることで、横顔や正面の印象が改善され、自然な笑顔を作りやすくなります。滑舌・発音の改善
歯並びの改善により舌の位置が安定し、発音がクリアになります。後戻りのリスク軽減
舌の位置や口唇の筋肉、噛み癖まで考慮した矯正設計により、矯正終了後も歯並びを長期的に維持しやすくなります。
■ 小児矯正での早期介入の重要性
小児矯正では、乳歯や混合歯列の段階から顎や噛み合わせの成長管理を行うことができます。
顎の成長を活用した矯正
成長期の顎の発育を利用し、歯列の土台を整えることで、永久歯がきれいに並ぶスペースを確保します。舌や口呼吸のクセの改善
舌の位置や口呼吸の癖を矯正することで、歯列の乱れを防ぎ、後戻りを減らします。早期発見による治療負担の軽減
小さな不正咬合を早期に発見し対応することで、成人矯正の期間や負担を大幅に減らすことが可能です。
■ 成人矯正での包括的アプローチ
成人の矯正治療では、既に歯列や噛み合わせに不正がある場合、単独で歯を並べるだけでは十分でないことがあります。当院では、以下のような包括治療を行っています。
矯正+補綴治療の連携
歯の欠損や被せ物の不適合がある場合、矯正で歯列を整えたうえで補綴治療を行い、機能と見た目を両立させます。矯正+インプラント治療
歯を失った箇所がある場合でも、矯正で隣接歯を動かしスペースを確保し、その後インプラント治療で自然な噛み合わせを実現します。咬合再構成の提案
全体の咬み合わせを見直すことで、噛みやすさや顎の負担を最適化します。
■ 治療後の長期維持とアフターケア
矯正治療は、終了してもメンテナンスが重要です。
リテーナー管理
矯正終了後の歯列を安定させるため、リテーナーの装着と定期的なチェックを行います。定期検診とクリーニング
矯正後も虫歯や歯周病リスクはゼロではありません。定期的な検診とクリーニングで、歯の健康を維持します。生活習慣のアドバイス
噛み癖や口呼吸など、日常のクセを改善する指導を行い、矯正効果を長期的に保持します。
■ 最後に
矯正治療は美容目的だけでなく、生涯にわたる口腔機能を守る医療です。
「歯並びだけを整えればいい」と安易に考えるのではなく、一生自分の歯で噛める、話せる、健康で美しい口元を目指すことが重要です。
大阪市都島区の津田歯科矯正歯科では、見た目と機能性の両方を重視した矯正治療を行っております。無料相談も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
津田歯科・矯正歯科
住所:大阪府大阪市都島区善源寺町1-5-37美代志ビル1階
大阪メトロ谷町線都島駅から徒歩3分
☎︎ 06-6922-6480
https://tsuda-dc.jp(Web予約受付中)
診療時間:平日9:30~13:00 / 14:00~18:00
土曜9:30~13:00 / 14:00~17:00
休診日:木曜・日曜・祝日(GW休み・お盆休み・年末年始休みあり)
津田歯科・矯正歯科の医院情報
津田歯科・矯正歯科
住所:大阪府大阪市都島区善源寺町1-5-37 美代志ビル1階
アクセス:大阪メトロ谷町線「都島駅」より徒歩3分
電話:06-6922-6480
Web予約:https://tsuda-dc.jp/当院のInstagramはこちら:https://www.instagram.com/tsudadentalclinic5824/
診療時間:平日 9:30~13:00 / 14:00~18:00
土曜 9:30~13:00 / 14:00~17:00
休診日:木曜・日曜・祝日(GW・お盆・年末年始あり)
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