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【津田歯科・矯正歯科ブログ】ブリッジ治療の疑問を解決!費用・期間・メリット・デメリットをQ&Aで徹底解説【大阪市都島区】
おはようざいます、大阪市都島区の「津田歯科・矯正歯科」です。(大阪メトロ谷町線都島駅4番出口徒歩3分)
虫歯や歯周病、外傷などで歯を失ってしまった場合、その隙間をそのままにしておくことは、噛み合わせのバランスを崩し、残りの歯にも悪影響を及ぼすため、望ましくありません。
失った歯の機能を回復させる治療法として、主に「入れ歯」「インプラント」「ブリッジ」の3つがあります。
今回は、これらの選択肢の中でも、特に歴史が長く、多くの歯科医院で一般的に行われている「ブリッジ治療」に焦点を当てます。
「ブリッジってどんな治療?」「費用はどれくらい?」「痛みや期間が知りたい」「隣の歯を削るのが心配」…
ブリッジ治療を検討されている方が抱えるこれらの疑問や不安を解消するため、よくある質問(Q&A)にお答えする形で、ブリッジ治療の全てを詳しく解説します。
Q1. ブリッジ治療とは何ですか?
A. 失った歯の両隣の歯を土台にして、橋(ブリッジ)のように人工歯を固定する治療法です。
失われた歯の部分を補うために、両隣の歯を削って土台とし、そこに連結された人工歯を被せて接着剤で固定します。入れ歯のように毎日の取り外しが必要なく、固定式であるため、安定した噛み心地が得られます。

Q2. どんな場合にブリッジ治療が適していますか?
A. 失った歯が1〜2本の場合に、特に適していることが多いです。
- 適応ケース:
- 失った歯の前後に、治療の土台となる健康な歯が残っている場合。
- 土台となる歯が、人工歯を支えるのに十分な強度と健康な状態を保っている場合。
- 不適応ケース:
- 失った歯が3本以上と多い場合(土台への負担が大きすぎるため)。
- 土台となるはずの歯が重度の歯周病でグラグラしている場合。
- 失った歯が一番奥の歯で、片側にしか土台がない場合。
まずは精密な診断を行い、ブリッジ治療が可能かを判断します。
Q3. ブリッジ治療のメリットとデメリットを教えてください。
A. ブリッジ治療を選択する上で、メリット・デメリットを理解しておくことは非常に重要です。
メリット
- 固定式で違和感が少ない: 入れ歯のように取り外す必要がなく、口の中での違和感が少ないです。
- 噛む力が比較的強い: 自分の歯に近い感覚でしっかりと噛むことができます。
- 治療期間が短い: インプラント治療のように骨と結合するのを待つ期間がないため、比較的短期間で治療が完了します。
- 保険適用が可能: 素材を選べば、保険診療で治療を受けることができます。
デメリット(注意点)
- 健康な歯を削る必要がある: 最大のデメリットです。土台となる健康な歯を大きく削らなければなりません。これは、歯の寿命を縮めるリスクとなります。
- 土台の歯に負担がかかる: 失った歯にかかるはずだった噛む力が、隣の土台の歯にかかるため、土台の歯が将来的にダメになるリスクがあります。
- 清掃性が悪い: 歯と歯茎の間に隙間ができやすく、食べ物が詰まりやすいです。清掃を怠ると、土台の歯が虫歯や歯周病になる「二次虫歯」のリスクが高まります。
- 顎の骨が痩せる: 歯根がないため、その部分の顎の骨が刺激されず、徐々に痩せていきます。
Q4. 治療期間はどれくらいかかりますか?
A. 通常、2週間〜1ヶ月程度の通院で治療が完了することが多いです。
インプラントに比べると非常に短期間で終わります。
- 診査・診断: 歯の状態を確認し、治療計画を立てます。
- 形成・型取り: 土台となる両隣の歯を削り、型取りを行います。
- 仮歯の装着: 人工歯ができるまで、仮歯を装着します。
- 装着: 完成した人工歯を口腔内に装着し、噛み合わせを調整して接着します。
Q5. 費用はどれくらいかかりますか?保険は適用されますか?
A. 使用する材料によって、保険診療と自費診療で大きく費用が異なります。
保険診療の場合
- 費用: 1万円~2万円程度(3割負担の場合)。
- 材料: 基本的に銀歯(金銀パラジウム合金など)が使用されます。前歯は前装冠と呼ばれる白い歯が適用されます。
- デメリット: 銀歯は目立つ、金属アレルギーのリスクがある、精密性に欠ける場合がある。
自費診療の場合
- 費用: 1本あたり数万円〜10数万円程度(医院や素材による)。
- 材料: セラミック、ジルコニア、ゴールドなど、高品質で審美性の高い素材を使用できます。
- メリット:
- 審美性が高い: 天然歯に近い色合いと透明感で、見た目が非常に自然です。
- 適合性が高い: 精密な作製により、歯とブリッジの隙間が少なく、二次虫歯のリスクを減らせます。
- 耐久性が高い: 変色・変質しにくく、長持ちします。
当院では、患者さんのご希望とご予算を伺いながら、最適な材料をご提案いたします。特に審美性の高い治療では、一流の歯科技工士と連携し、満足度の高い仕上がりを実現しています。
Q6. ブリッジ治療中の痛みや違和感はありますか?
A. 治療中は麻酔を使用するため、歯を削る際の痛みはありません。
治療後数日は、土台の歯に違和感や軽い痛みを感じることがありますが、通常は一時的なものです。仮歯の期間も違和感はありますが、徐々に慣れてきます。
Q7. ブリッジ治療後の手入れ方法(清掃)を教えてください。
A. ブリッジの下(歯茎との隙間)は、通常の歯ブラシでは磨きにくいため、特別な清掃が必要です。
清掃を怠ると、土台の歯が虫歯になったり、歯周病が進行したりして、ブリッジ全体がダメになってしまいます。
- 特別な清掃用具:
- スーパーフロス: 先端に硬い部分がある特殊なフロスで、ブリッジの下に通して掃除します。
- 歯間ブラシ: 歯と歯の間、ブリッジの下の隙間に合わせた太さのものを使用します。
- デンタルリンス: 細菌の繁殖を抑える洗口剤も有効です。
当院では、これらの清掃用具の使い方や、患者さんに合った清掃方法を丁寧に指導いたします。
Q8. ブリッジはどれくらい持ちますか?
A. 平均的な寿命は7年〜10年程度と言われていますが、手入れ次第でそれ以上長持ちさせることも可能です。
寿命を縮める主な原因は、「土台の歯の虫歯」と「歯周病」です。
- 長持ちさせるために: 毎日の丁寧なセルフケアと、歯科医院での定期的なメインテナンス(検診・クリーニング)が不可欠です。

Q9. ブリッジ治療が難しい場合や、他の選択肢を知りたいです。
A. ブリッジが適応できない、またはデメリットが気になる場合は、以下の選択肢があります。
- インプラント: 他の健康な歯を削る必要がなく、自分の歯に近い感覚で噛める最良の選択肢ですが、外科手術が必要です。
- 入れ歯: 外科手術が不要で、費用も抑えられますが、違和感が大きく、噛む力も弱いです。
当院では、患者さんのお口の状態やご希望を総合的に判断し、ブリッジ以外の治療法も含めた最適な治療計画をご提案します。それぞれの治療法のメリット・デメリットをしっかり理解した上で、一緒に最良の選択をしましょう。
まとめ
ブリッジ治療は、歴史と実績のある優れた治療法ですが、「健康な歯を削る」という大きなデメリットも存在します。治療を選ぶ際は、メリットだけでなく、デメリットや将来的なリスクまで理解することが重要です。
大阪市都島区の「津田歯科・矯正歯科」は、患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療計画を提案し、長期的な口腔内の健康を守ることを第一に考えています。
失った歯でお悩みの方、ブリッジ治療について詳しく知りたい方は、どうぞ安心して当院にご相談ください。あなたの健康な未来のために、私たちがお力になります。

津田歯科・矯正歯科の医院情報
津田歯科・矯正歯科
住所:大阪府大阪市都島区善源寺町1-5-37 美代志ビル1階
アクセス:大阪メトロ谷町線「都島駅」より徒歩3分
電話:06-6922-6480
Web予約:https://tsuda-dc.jp/当院のInstagramはこちら:https://www.instagram.com/tsudadentalclinic5824/
診療時間:平日 9:30~13:00 / 14:00~18:00
土曜 9:30~13:00 / 14:00~17:00
休診日:木曜・日曜・祝日(GW・お盆・年末年始あり)
津田歯科・矯正歯科
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