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【津田歯科・矯正歯科ブログ】勤務医が何十人も?それとも少人数?本当に良い歯科医院は「教育」で決まる【大阪市都島区】
おはようございます、大阪市都島区の「津田歯科・矯正歯科」です。(大阪メトロ谷町線都島駅4番出口徒歩3分)
皆さんが歯科医院を選ぶ際、その規模や医師の数も判断材料の一つになるかと思います。
「勤務医がたくさんいる大きな病院なら、すぐに診てもらえるし安心」
「アットホームな個人クリニックの方が、院長先生がじっくり診てくれそう」
「アットホームな個人クリニックの方が、院長先生がじっくり診てくれそう」
様々なイメージがあるかと思いますが、特に「勤務医(常勤・非常勤の歯科医師)」の数が多い大規模な歯科医院と、勤務医が数名で教育が行き届いている小規模な歯科医院、どちらが良いのでしょうか?
私は、単純な医師の「数」ではなく、その医院全体の**「教育体制」と「治療に対する哲学」**こそが、患者さんにとっての「安心」を保証する鍵だと考えています。
今回は、勤務医の数と教育体制の違いが、どのように治療の質に影響するのか、そして本当に信頼できる歯科医院を見極めるためのポイントについて詳しくお話ししたいと思います。
1. 勤務医が何十人もいる大規模歯科医院の特徴
大型の医療法人やクリニックモールに入っているような大規模歯科医院は、多くの勤務医を抱えていることがあります。
メリット:利便性と設備の充実
- 待ち時間の短縮: 多くの医師がいるため、予約が取りやすく、急患対応もスムーズな場合があります。
- 診療時間の柔軟性: 夜間診療や休日診療に対応している場合が多いです。
- 設備の充実: 経営規模が大きいため、最新のCTやマイクロスコープなどの設備が整っていることがあります。
デメリット:治療の一貫性と教育のばらつき
- 担当医が変わる可能性がある: 治療の途中で担当の勤務医が変わってしまい、治療方針や情報共有がスムーズにいかないことがあります。
- 技術・知識のばらつき: 勤務医の経験年数や技術レベルは様々です。全員に院長と同じレベルの教育が行き届いているとは限らず、治療の質にばらつきが出る可能性があります。
- 流れ作業になりがち: 一人ひとりの患者さんにかけられる時間が短く、丁寧なカウンセリングや処置が疎かになる「流れ作業」的な診療になりがちなケースがあります。
- 治療の哲学が浸透しにくい: 院長の治療哲学やこだわりが、何十人もの勤務医全員に深く浸透させるのは難しく、医院としての一貫した治療方針が確立されていないことがあります。
2. 教育が行き届いた少人数の勤務医がいる歯科医院の特徴
院長含め、数名の勤務医で運営されている小規模な歯科医院では、密な連携と教育体制が期待できます。
メリット:治療の一貫性と質の高さ
- 治療方針の一貫性: 院長の治療哲学や技術が、少人数の勤務医にしっかりと教育・共有されているため、誰が担当しても一貫した質の高い治療が受けられます。
- 丁寧なカウンセリングと処置: 一人ひとりの患者さんに十分な時間をかけることができ、丁寧な診断、説明、処置が期待できます。
- 担当医制の徹底: 基本的に担当医が変わることがないため、患者さんの口腔内の変化や治療の経緯を深く把握した上で、責任を持って最後まで診療にあたります。
- 密な連携: 院長と勤務医、スタッフ間の連携が密であり、チーム全体で患者さんをサポートする体制が整っています。
デメリット:利便性の制限
- 予約が取りにくい場合がある: 一人にかける時間が長いため、予約が埋まりやすく、急患対応が難しいことがあります。
- 診療時間の制限: 夜間や休日診療に対応できない医院もあります。
3. 「数」ではなく「教育体制」が安心の鍵
大規模医院と少人数医院、どちらにも一長一短あります。しかし、患者さんにとって最も重要なのは、「質の高い、安心できる治療を受けられるか」という点です。
その鍵を握るのは、医師の「数」ではなく、**医院全体、特に勤務医への「教育体制」**です。
- 指導医の存在: 経験の浅い勤務医を、院長やベテラン歯科医師がマンツーマンで指導しているかどうかが重要です。
- 勉強会の実施: 院内での定期的な勉強会や、学会・セミナーへの参加を奨励し、費用負担などのサポートを行っている医院は、勤務医のスキルアップに力を入れています。
- 治療の標準化: どの医師が担当しても一定以上の治療レベルを保てるよう、治療マニュアルや標準的な手順が確立されている医院は安心です。
当院も小規模な医院ですが、すべての勤務医・スタッフに対し、院長である私自身が責任を持って教育にあたり、常に最新の知識と技術を共有しています。患者さんのために最良の治療を追求するという哲学は、医院全体で共有されています。
4. 津田歯科・矯正歯科における徹底した教育体制
当院では、勤務医の「数」よりも「質」を重視しています。少人数体制だからこそ可能な、きめ細やかな教育体制を構築しています。
① マンツーマンの指導体制
経験の浅い勤務医には、院長や経験豊富な先輩歯科医師がマンツーマンで指導にあたります。治療計画の立て方から、実際の処置の手順、患者さんへの説明の仕方まで、OJT(On-the-Job Training:実地訓練)を通じて丁寧に指導します。これにより、技術のばらつきを防ぎ、医院全体の治療レベルの標準化を図っています。
② 定期的な症例検討会と勉強会
診療時間外には、スタッフ全員で定期的に症例検討会や勉強会を実施しています。患者さんのレントゲンや口腔内写真を持ち寄り、治療方針について議論したり、最新の歯科医療に関する情報共有を行ったりしています。これにより、チーム全体の知識レベルの向上に努めています。
③ 外部セミナー・学会への参加奨励
院内での教育だけでなく、外部の著名な歯科医師によるセミナーや、歯科医師会、各種専門学会への参加を積極的に奨励し、費用面でのサポートも行っています。常に最新の技術や知識に触れる機会を設けることで、スタッフのモチベーション維持とスキルアップに繋げています。
5. 教育が行き届いた医院で治療を受けるメリット
教育体制が整った医院で治療を受けることは、患者さんにとって以下のようなメリットに繋がります。
- 誰が担当しても安心: どの勤務医が担当しても、院長と同じ治療哲学と一定レベル以上の技術が保証されているため、安心して治療を任せられます。
- スムーズな情報共有: スタッフ全員が患者さんの情報を共有しているため、担当医不在時でもスムーズに対応できます。
- 最新・最良の治療の提供: 常に新しい知識・技術を取り入れているため、患者さんに最良の治療法を提案できます。
6. あなたに合った歯科医院の見極め方
以下の点に注目することで、その医院の教育体制や治療姿勢を見極めることができます。
- 情報発信: 医院のブログやホームページで、勉強会の様子やスタッフ教育に関する情報を積極的に発信しているか。
- スタッフの対応: 勤務医だけでなく、歯科衛生士や受付スタッフも含め、治療について分かりやすく丁寧に説明してくれるか。
- カウンセリングの時間: 初診時や治療計画の説明に十分な時間を割いているか。
7. まとめ:患者さんのための「質」を追求する医院を選ぼう
勤務医が何十人もいる大規模医院が良いのか、少人数でも教育が行き届いた医院が良いのか。
大切なのは、医院の規模や医師の数ではなく、「患者さんのために最良の治療を提供しよう」という医院全体の姿勢と、それを支えるしっかりとした教育体制です。
大阪市都島区の「津田歯科・矯正歯科」は、患者さん一人ひとりに寄り添い、丁寧な診断と質の高い治療を提供することを第一に考えています。医師の数よりも、治療の「質」を重視したい方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

津田歯科・矯正歯科の医院情報
津田歯科・矯正歯科
住所:大阪府大阪市都島区善源寺町1-5-37 美代志ビル1階
アクセス:大阪メトロ谷町線「都島駅」より徒歩3分
電話:06-6922-6480
Web予約:https://tsuda-dc.jp/当院のInstagramはこちら:https://www.instagram.com/tsudadentalclinic5824/
診療時間:平日 9:30~13:00 / 14:00~18:00
土曜 9:30~13:00 / 14:00~17:00
休診日:木曜・日曜・祝日(GW・お盆・年末年始あり)
津田歯科・矯正歯科
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