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包括治療中の患者さんの経過報告

こんばんは、津田歯科・矯正歯科です🦷✨

いつも当院のホームページやInstagramをご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日は、当院にて「包括的歯科治療」を受けている患者さんの治療経過をご案内し、なぜ当院が多くの患者さんに選ばれているのか、その理由について深く掘り下げてお話しさせていただきます。

 

【症例のご紹介:前院で気になっていることを解決してもらえなかったと当院へのご来院】

今回ご紹介する患者さんは、元々、前歯の見た目を気にされており、その審美的な改善を希望して別の歯科医院にご相談されたという経緯をお持ちでした。ご自身の笑顔に自信を持ちたい、人前で口元を気にせず自然に笑いたいという切実な思いを抱えていらっしゃったことでしょう。

しかし、残念ながら前院では、患者さんが最も気にされている前歯の問題に対して具体的な改善策が示されることなく、他の部分の治療が淡々と進められていきました。ご自身の悩みの核心に触れてもらえないまま時間だけが過ぎていく状況は、治療へのモチベーションを維持することを難しくし、大きな不安と不信感につながったとお察しします。

「本当にこのまま治療を続けて、自分のなりたい姿になれるのだろうか」――。

そのような思いから、セカンドオピニオンを求めて当院の扉を叩いてくださいました。

 

 

▼実際の症例はこちらの投稿をご覧ください

https://www.instagram.com/p/DKGB6sSTCl8/

 

 

【なぜ「矯正専門医だけ」では治療が完結しないのか?】

この患者さんのようなケースは、実は決して珍しくありません。

そして、このような複雑な問題を解決するためには、特定の専門分野だけの治療では限界がある、という重要な事実があります。

特に、矯正治療だけでは、患者さんの真の満足を得ることは難しいのです。

なぜなら、矯正歯科医の専門は「歯を動かして、骨格の中で理想的な位置に並べること」です。つまり、歯の“土台”となる歯根の位置を整え、噛み合わせの骨格的な基礎を再構築するプロフェッショナルです。

しかし、歯そのものの「形」「大きさ」「色」、あるいは長年の使用による摩耗や欠けといった問題を修復することは、矯正治療の範疇ではありません。

今回の患者さんのように、最終的に美しい前歯を取り戻すためには、

  1. 矯正治療: まず、歯並び全体を整え、前歯が理想的な位置に来るようにスペースを確保し、配列を整える。

  2. 補綴(ほてつ)治療: 矯正で整えられた位置にある歯に対して、セラミッククラウンなどの被せ物を用いて、理想的な「形」と「色」を与え、歯の機能と審美性を回復させる。

 

この二つの治療が、まるで二人三脚のように連携して初めて、ゴールにたどり着くことができるのです。

この「補綴治療」を専門とするのが、一般歯科医あるいは補綴専門医です。

つまり、この症例は、矯正専門医と、一般歯科・補綴専門医による緊密なコラボレーションが不可欠なケースでした。

 

 

【他院連携の難しさと、当院の「ワンストップ治療」という強み】

専門医同士の連携が重要であることはご理解いただけたかと思います。

しかし、この「連携」が、クリニックが異なる(矯正はAクリニック、補綴はBクリニック)場合、患者さんにとって大きな障壁となることがあります。

  • 情報伝達のロス: クリニック間で治療方針の細かなニュアンスが伝わりにくく、意図の食い違いが起こる可能性があります。

  • 時間的・身体的負担: 患者さんご自身が、複数のクリニックに足を運び、それぞれの予約を取る必要があります。

  • 責任の所在の曖昧さ: 何か問題が起きた際に、どちらのクリニックが主導して対応するのかが不明確になりがちです。

  • 治療期間の長期化: 連携がスムーズでないと、次の治療ステップに進むまでに時間がかかり、全体の治療期間が延びてしまうことも少なくありません。

 

津田歯科・矯正歯科では、これらの問題を根本から解決します。当院の最大の強みは、矯正治療、一般歯科(虫歯・歯周病治療)、補綴治療、そしてインプラント治療といった、歯科医療のあらゆる分野を院内で完結できる「包括的歯科治療体制」を確立していることです。

各分野の専門知識を持つ歯科医師が院内に常駐し、日常的に症例検討会(カンファレンス)を行っています。一人の患者さんに対して、矯正医の視点、補綴医の視点、歯周病専門医の視点から多角的に診断し、最適な一つの治療計画を立案します。治療の進行中も、常に情報を共有し、まるでオーケストラの指揮者のように、それぞれの治療が最高のハーモニーを奏でるよう調整していくのです。

他院との連携が不要であるため、情報伝達のロスはなく、治療は極めてスムーズに進行します。患者さんは当院一箇所に通うだけで、質の高いチーム医療を受けることができるのです。

 

【インプラント治療まで院内で。欠損がある方もご安心ください】

さらに、今回の患者さんは欠損部(歯を失っている部分)もあり、将来的にはその部分にインプラント治療を行う予定です。インプラント治療もまた、外科的な処置と、その上に被せる人工歯(補綴物)の精密な設計が求められる、高度な治療です。

矯正治療とインプラント治療を組み合わせる場合、院内連携のメリットはさらに大きくなります。矯正治療によって、インプラントを埋め込むための理想的なスペースと、周囲の歯との最適な位置関係を創り出すことができます。最終的な噛み合わせのゴールから逆算して、インプラントを埋入するミリ単位の位置や角度を計画できるため、より機能的で長持ちする治療が実現可能なのです。

 

【曜日を気にしない、患者さん本位の予約システム】

「矯正治療は月に一度、金曜日しか予約が取れない…」

多くのクリニックでは、矯正専門医が非常勤で特定の曜日にしか診療しないため、このような制約があります。これでは、お仕事や学校の都合で通院が難しくなったり、急なトラブル(装置の破損など)の際にすぐに対応してもらえなかったり、次の予約が数ヶ月先になって治療が滞ってしまったりと、患者さんにとっては大きなストレスです。

津田歯科・矯正歯科では、そのようなご心配は一切不要です。**当院では矯正治療のための特定の曜日は定めておりません。**院長をはじめ、矯正治療のトレーニングを積んだ勤務医がどの診療日でも対応させていただきます。これにより、患者さんのご都合の良い日時に予約をお取りいただきやすく、治療計画通りにスムーズに、そして安心して通院を続けていただくことが可能です。

 

【お悩みの方へ、まずはご相談ください】

  • 長年、歯並びにコンプレックスを抱えている方

  • うまく噛めない、食事を楽しめないとお困りの方

  • 他院で治療を受けたけれど、満足のいく結果にならなかった方

  • 自分の口の中の問題が複雑で、どこに相談して良いかわからない方

 

あなたのそのお悩みは、一つの治療だけで解決するものではないかもしれません。しかし、諦める必要はありません。当院の「包括的歯科治療」なら、あなたの理想の口元と健康な噛み合わせを取り戻すための道筋を、明確にお示しすることができます。

現在も、お子様から大人の方まで、非常に幅広い年代の方々から矯正治療に関するご相談を多数いただいております。まずは「話を聞いてみるだけ」でも構いません。カウンセリングを通じて、ご自身の現状と、未来の可能性を知ることから始めてみませんか?

津田歯科・矯正歯科のスタッフ一同、あなたの笑顔と健康を全力でサポートさせていただくことをお約束いたします。どうぞ、お気軽にご相談ください。

津田歯科・矯正歯科

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