インプラント

インプラント治療Q&A|都島区の津田歯科・矯正歯科が徹底解説

Q1. インプラント治療とは何ですか?

A. インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療です。

入れ歯やブリッジに比べて安定感が高く、見た目も自然で「まるで自分の歯のように噛める」ことが最大の特徴です。


Q2. インプラントはどれくらい持ちますか?

A. 適切なケアをすれば、10年以上、20年以上長く使用することも可能です。

国内外の研究では「10年後の残存率が90%以上」とのデータもあり、メンテナンスを続ければ長期間にわたり快適に使えます。


Q3. インプラント手術は痛いですか?

A. 手術中は局所麻酔を行うため、痛みはほとんど感じません。術後に腫れや違和感が出ることはありますが、鎮痛薬でコントロール可能です。

当院では術前にしっかりとシミュレーションを行い、安心して治療を受けていただけるよう配慮しています。


Q4. インプラントの費用はどのくらいですか?

A. 1本あたり 40万〜50万円前後が目安です。

追加の骨造成や審美的な補綴が必要な場合は費用が上がることもありますが、長期的に見ると「入れ歯やブリッジを繰り返し作り直すよりコストパフォーマンスが高い」と言えます。


Q5. インプラントと入れ歯やブリッジはどう違うのですか?

A. 大きな違いは「周囲の歯や顎骨への影響」と「安定感」です。

  • 入れ歯:取り外しが必要で違和感が出やすい

  • ブリッジ:固定式だが隣の健康な歯を削る必要がある

  • インプラント:独立して固定されるため周囲の歯を守り、自然な噛み心地が得られる

つまり、インプラントは「周りの歯を犠牲にせず、自分の歯のように噛める」治療です。


Q6. 誰でもインプラント治療を受けられますか?

A. すべての方が対象というわけではありません。

  • 顎の骨が十分でない方

  • 糖尿病や心疾患がコントロールされていない方

  • 重度の歯周病がある方

  • 喫煙習慣の強い方

これらの場合は慎重に判断が必要です。当院ではCT撮影や血液検査を行い、安全に治療できるかを確認しています。


Q7. インプラント手術はどのくらい時間がかかりますか?

A. 単純な1本の埋入手術であれば 1時間半程度です。複数本の埋入や骨造成を行う場合はさらに時間がかかります。


Q8. 手術後はどのくらいで食事ができますか?

A. 手術直後はやわらかい食事をおすすめしますが、数日後には軽い食事が可能です。

骨とインプラントがしっかり結合するまでの数か月は注意が必要ですが、最終的には硬い食べ物もしっかり噛めるようになります。


Q9. 高齢者でもインプラントは可能ですか?

A. 年齢そのものは大きな制限になりません。大切なのは全身の健康状態です。

70代・80代でもインプラント治療を受け、しっかり噛めることで栄養状態や生活の質(QOL)が向上するケースもあります。


Q10. インプラントの見た目は自然ですか?

A. はい。人工歯部分にはセラミックを使うことが多く、天然歯とほとんど見分けがつきません。

周囲の歯の色に合わせて調整できるため、笑ったときにも自然で美しい仕上がりになります。

 この方は右上の2番目の歯のところにインプラントを入れています


Q11. インプラント周囲炎とは何ですか?

A. インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの歯ぐきや骨が炎症を起こす病気です。

歯周病に似ていますが進行が早く、放置すると骨が溶けてインプラントが抜け落ちることもあります。

予防のためには、毎日の丁寧なブラッシングと定期的なメンテナンスが不可欠です。


Q12. インプラントを長持ちさせるにはどうしたらいいですか?

A. ポイントは以下の4つです。

  1. 毎日の歯磨きとフロス・歯間ブラシを習慣化する

  2. 定期的に歯科医院でクリーニングを受ける

  3. 噛み合わせをチェックして調整する

  4. 喫煙や不規則な生活を見直す

これらを守れば、インプラントは長期間にわたり快適に使い続けられます。


Q13. インプラント治療は安全ですか?

A. 事前にしっかりと検査と診断を行えば、安全性の高い治療です。

当院では CT撮影による3Dシミュレーションを行い、神経や血管を避けた安全な位置に埋入します。


Q14. インプラント治療にデメリットはありますか?

A. 主なデメリットは以下です。

  • 外科手術が必要

  • 費用が比較的高い

  • 治療期間が数か月〜1年程度と長い

  • 定期メンテナンスが必須

しかし、これらのデメリットを上回る「快適に噛める・見た目が自然・健康な歯を守れる」というメリットがあります。


Q15. インプラント治療後の定期検診はどれくらい必要ですか?

A. 最初の1年は1か月に1回、その後は1~3ヶ月に1回が目安です。

検診では噛み合わせのチェックやクリーニングを行い、インプラント周囲炎の早期発見につなげます。


Q16. インプラント治療を検討するときの注意点は?

A. 複数の歯科医院を行き来して判断を迷うより、信頼できる医院で相談し、しっかり検査・説明を受けてから決断することが大切です。

あちこちで治療方針が違うと混乱しやすく、治療開始が遅れるリスクもあります。

Q21. インプラントと天然歯の見分けはつきますか?

A. インプラントは人工歯根の上にセラミックなどの人工歯を装着しますが、色調・透明感・形態を周囲の歯に合わせて調整できるため、ほとんど見分けがつかないほど自然に仕上がります。特に前歯にインプラントを入れる場合は、審美性に優れた素材を選ぶことで、笑ったときにも違和感が出ません。歯ぐきとの境目も丁寧に調整することで、天然歯とほとんど変わらない口元を実現できます。


Q22. 喫煙者でもインプラント治療は可能ですか?

A. 喫煙はインプラントの成功率を下げる大きなリスク要因です。タバコに含まれるニコチンは血流を悪化させ、骨や歯ぐきの治癒を妨げるため、インプラントと骨がしっかり結合しにくくなります。さらに、術後に発症する「インプラント周囲炎」のリスクも高まります。当院では喫煙習慣がある方には、治療前後の禁煙を強くおすすめしております。禁煙に取り組むことは、インプラントを長持ちさせる大切なステップです。


Q23. インプラント治療後にMRI検査は受けられますか?

A. 現在使用されているインプラントはチタン製が一般的であり、MRI検査に対応しています。そのため、インプラントを入れていても基本的には問題なくMRIを受けられます。ただし、病院で検査を受ける際には「インプラント治療をしている」ことを事前に申告しておくと安心です。また、古いタイプのインプラントや特殊な素材を使用している場合は制限があることもありますので、主治医に確認することをおすすめします。


Q24. インプラント治療はアレルギーの心配がありますか?

A. インプラントに使用されるチタンは、金属アレルギーを起こしにくい素材として広く使われています。そのため、アレルギー反応を起こすリスクは非常に低いです。しかし、まれにチタンアレルギーを持つ方もいるため、金属アレルギーの既往がある場合には事前にパッチテストを受けると安心です。津田歯科・矯正歯科では、素材の安全性にも十分配慮し、患者さまに合った治療を提案しています。


Q25. インプラント治療後に注意すべき生活習慣はありますか?

A. インプラントを長持ちさせるためには、日々の生活習慣がとても重要です。

特に注意したいのは以下の点です。

  • 喫煙を避ける:骨結合の妨げや周囲炎のリスクを高めます。

  • 糖分の過剰摂取を控える:虫歯や歯周病のリスクを上げます。

  • 定期的な歯科メンテナンス:インプラントの状態確認は必須です。

  • 歯ぎしり対策:マウスピース(ナイトガード)の使用をおすすめします。

インプラントは「入れて終わり」ではなく、その後の生活習慣や予防ケアが寿命を大きく左右します。


Q26. インプラントは「セカンドオピニオン」を受けるべきですか?

A. インプラント治療は高度で専門性が高いため、セカンドオピニオンを受けるのは非常に有益です。歯科医院によって使用するインプラントの種類や治療計画、費用、保証制度が異なるからです。当院でもセカンドオピニオンのご相談を承っており、すでに他院でご提案を受けた方が比較検討できるようサポートいたします。納得したうえで治療に進むことが、後悔しないための大切なポイントです。


Q27. インプラントは若いうちに入れたほうがいいのですか?

A. インプラントは18歳前後で顎の骨の成長がほぼ完了してから行うのが一般的です。年齢が若いうちに入れたほうが骨の吸収も少なく、治癒力も高いというメリットがあります。ただし、長期間にわたってメンテナンスを続けていく必要があるため、「一生使っていく」意識を持つことが重要です。逆に高齢であっても全身状態が良好であれば治療可能なケースも多いため、年齢だけで判断せず歯科医に相談するのが望ましいです。


Q28. インプラントが折れたり壊れたりすることはありますか?

A. インプラントそのものは非常に強度が高いため、通常の使用で折れることはほとんどありません。ただし、以下のようなケースでは破損の可能性があります。

  • 強い歯ぎしりや食いしばり

  • 適切でない噛み合わせ

  • メンテナンス不足による骨吸収

人工歯(上部構造)のセラミック部分が欠けることはありますが、その場合は部分的な修理や交換が可能です。インプラント本体が折れるのは極めてまれで、多くは生活習慣や噛み合わせの影響です。


Q29. インプラント治療で後悔する人はいますか?

A. インプラント治療に満足される方は多いですが、後悔するケースもゼロではありません。よくある理由としては「費用が高額で負担が大きかった」「メンテナンスを怠りトラブルが発生した」「セカンドオピニオンを受けずに治療を急いでしまった」などがあります。そのため、治療前の十分な説明と比較検討、そして治療後のメンテナンスを怠らないことが後悔を防ぐカギとなります。


Q30. インプラントは一生使えますか?

A. 適切にケアをすれば、インプラントは20年以上、場合によっては半永久的に使える可能性もあります。ただし、「インプラント周囲炎」「噛み合わせの不調和」「定期的な検診不足」などが重なると寿命は短くなってしまいます。つまり、インプラントは「入れること」よりも「守ること」が大切です。当院ではインプラントをできるだけ長持ちさせるため、治療後のメンテナンスを徹底的にサポートしています。


まとめ:インプラント治療は「正しい理解と継続的なケア」が成功のカギ

インプラント治療は「天然歯に最も近い機能と見た目」を取り戻せる素晴らしい治療法です。

その一方で、治療後のセルフケアや定期検診が欠かせません。

都島区でインプラント治療をお考えの方は、ぜひ 津田歯科・矯正歯科 へお気軽にご相談ください。

一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療プランをご提案いたします。

 

津田歯科・矯正歯科の医院情報

津田歯科・矯正歯科

住所:大阪府大阪市都島区善源寺町1-5-37 美代志ビル1階

アクセス:大阪メトロ谷町線「都島駅」より徒歩3分

電話:06-6922-6480

Web予約:https://tsuda-dc.jp/当院のInstagramはこちら:https://www.instagram.com/tsudadentalclinic5824/

診療時間:平日 9:30~13:00 / 14:00~18:00

土曜 9:30~13:00 / 14:00~17:00

休診日:木曜・日曜・祝日(GW・お盆・年末年始あり)

津田歯科・矯正歯科

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