津田歯科・矯正歯科

スタッフブログ

【歯の神経治療で行う麻酔】髄腔内麻酔とは?痛みを抑えるための歯科治療|大阪市都島区 津田歯科・矯正歯科

おはようございます、大阪市都島区善源寺町にある津田歯科矯正歯科です。(大阪メトロ谷町線都島駅4番出口徒歩3分)

皆さんは定期検診や人間ドックに定期的に行ってご自身の身体が健康であることの確認や、気を付けないといけないことのチェックをしておられますか??身体の健康に年齢は関係ありません。若いから大丈夫、まだ定期的に検診に行かなくても健康だろうと思って受けていなく、思わぬ病気になる方も多いです。

歯も同じです。皆さんは歯の定期検診に通ってしっかり歯のメインテナンスをされていますか?痛いときだけ歯科受診をしておられないですか?

「虫歯治療が終わったら終わり。また痛くなったらお願いします。」

「詰め物が外れてそれさえ入れてもらったら大丈夫なので、それだけしてください。」

「大体綺麗にしてもらったらいいです。歯石が残っててもそんなすぐダメにならないでしょ。」

その考え、大変危険です!!痛い時だけ歯科受診されている方と、しっかり3ヶ月に一度の歯科検診に通っている方では将来にご自身の歯がどれだけ残っているかに大きな違いが出ています。

特徴痛い時だけ受診する人3ヶ月に1回通う人
治療内容進行した虫歯・歯周病の治療、抜歯検診、歯石・プラーク除去(PMTC)、クリーニング
痛み・身体負担痛みが出てから治療するため、負担が大きい痛みが出る前に対処するため、ほとんど痛まない
通院回数治療が長引きやすく、何度も通院定期的に短時間で終了する
費用治療内容により高額になりがちメンテナンス費用はかかるが、長期的に見ると安い
歯の寿命抜歯の可能性が高まり、将来の歯が少なくなる早期発見・予防により、多くの歯を残せる
病状の進行初期症状がほぼなく、手遅れになりやすい隠れた異変に早期に気づける

またせっかく歯科検診を受けているのに異常が見つかっても

「治療はしたくない」

「掃除だけしてくれたらいいから」

と、治療を拒否される方は非常にもったいないことをしています。

虫歯は自然治癒しません。

虫歯が進行して歯の神経にまで炎症が広がると、強い痛みが出ることがあります。

そのような場合に行われる治療が根管治療(歯の神経の治療)です。

しかし、神経に炎症が起きている歯は、通常の麻酔が効きにくいことがあります。

その際に行われることがある麻酔方法の一つが「髄腔内麻酔(ずいくうないますい)」です。

今回は、大阪市都島区にある津田歯科・矯正歯科が、髄腔内麻酔とはどのような麻酔なのか、なぜ必要なのかについてわかりやすく解説します。


髄腔内麻酔とは?

髄腔内麻酔とは、歯の内部にある神経の空間(髄腔)に直接麻酔薬を注入する麻酔方法です。

通常の歯科治療では、歯ぐきに麻酔をして歯の周囲の神経をブロックします。

しかし、虫歯が深く進行して歯の神経に強い炎症が起きている場合、通常の麻酔だけでは痛みが完全に取れないことがあります。

そのような場合に、歯の内部に直接麻酔を行う方法が髄腔内麻酔です。

主に以下のような治療で行われます。

  • 根管治療(歯の神経の治療)

  • 神経を取る処置(抜髄)

  • 強い炎症がある歯の治療

歯科治療において、痛みをできるだけ抑えながら治療を進めるための大切な麻酔方法の一つです。


なぜ通常の麻酔が効きにくいことがあるのか

虫歯が神経まで進行すると、歯の内部で強い炎症が起こります。

炎症が強い場合、次のような理由で麻酔が効きにくくなることがあります。

①炎症によって組織の環境が変化する

炎症がある組織では、通常とは異なる状態になっているため、麻酔薬の効果が弱くなることがあります。

②神経が過敏になっている

炎症がある神経は非常に敏感な状態になっているため、通常よりも痛みを感じやすくなります。

③感染による影響

虫歯菌による感染が広がると、神経周囲の組織にも影響が出て、麻酔の効果が十分に発揮されない場合があります。

このような状況では、通常の麻酔だけでは痛みを完全にコントロールすることが難しい場合があります。

そのため、必要に応じて髄腔内麻酔が行われることがあります。


髄腔内麻酔は痛いの?

髄腔内麻酔は、歯の神経の空間に直接麻酔薬を入れるため、一瞬かなり強い痛みを伴います。

ただし、この麻酔は

  • 治療を安全に進めるため

  • 治療してる間の強い痛みを抑えるため

に行われるものです。

髄腔内麻酔を行うことで、その後の神経の処置は痛みを大きく軽減した状態で進めることができます。

そのため、歯科治療においては非常に有効な麻酔方法です。


髄腔内麻酔が行われる流れ

髄腔内麻酔は、次のような流れで行われることが一般的です。

①通常の局所麻酔を行う

まず、歯ぐきに通常の麻酔を行い、周囲の神経をブロックします。

②虫歯を除去する

虫歯を取り除き、歯の内部にある神経の空間(髄腔)にアクセスします。

③髄腔内麻酔を行う(局所麻酔が効いていれば通常は行いません)

神経の空間に麻酔薬を注入し、痛みをコントロールします。

④根管治療を行う

麻酔が効いた状態で、神経の治療を進めていきます。

このように、髄腔内麻酔は必要な場合にのみ行われる麻酔方法です。

当院は開業して10年を越えましたが、今までに髄腔内麻酔を行った回数は数えるほどです。

痛みを伴う麻酔なのでできる限り実施しないで済むのであればしない方向で処置をしています。

しかし、どうしても髄腔内麻酔をしなければ治療を進めるにも痛みで進められないという方がおられます。

その時にはやむを得ず、髄腔内麻酔を行います。

かなりの痛みを伴うため、患者さんは「やっぱり歯科受診はしたくない」と思ってしまいます。

しかし、そうではありません。

なぜそんな痛いことをしなければならなくなったか・・・

それは今まで歯科受診を遠ざけていて、さらには症状がちょこちょこ出ていたにも拘わらずそのまま歯科受診を後回しにしてしまい、我慢できなくなった頃には虫歯がかなり大きくなってしまったからです。

つまり、早期受診で痛い治療を避けることは可能です。

ぜひ定期検診を継続的に受けることをお勧め致します。


根管治療では精密な治療が重要

歯の神経の治療である根管治療は、歯を残すために非常に重要な治療です。

しかし、根管はとても細く複雑な構造をしているため、精密な治療が必要になります。

根管治療の成功率を高めるためには

  • 感染の除去

  • 細菌の侵入を防ぐ

  • 精密な治療操作

などが重要です。

そのため、歯科医院では

  • ラバーダムの使用

  • 拡大視野での治療

  • 精密な器具の使用

など、さまざまな工夫を行いながら治療を進めています。

しかしながら一般的には保険診療での根管治療の場合はラバーダムの使用は行っていない医院が大半であるのが今の日本の歯科治療事情です。

参照ブログ:【精密歯科治療の重要なポイント】保険診療ではラバーダムを患者さんごとに使用できない?|大阪市都島区の津田歯科・矯正歯科


歯を守るためには早期治療が大切

虫歯は進行すればするほど

  • 痛みが強くなる

  • 神経の治療が必要になる

  • 歯を失う可能性が高くなる

というリスクがあります。

そのため、虫歯を防ぐためには

  • 毎日の歯磨き

  • 定期的な歯科検診

  • 早期の治療

がとても大切です。

定期的に歯科医院で検診を受けることで、虫歯や歯周病を早期に発見することができます。

そして歯が少し痛むなと思った時、必ず歯科受診を早めにしましょう!

冷たいものを食べたら少ししみる→冷たいものを食べたらちょっと痛むが、すぐ収まる→何もしなくても痛いときがあるなと思っていたけど収まった→また痛みが出てきたが痛み止めを飲んだら収まったから放置→また痛みが出てきたので痛み止めを飲んだが今度は収まらない→激痛で夜眠れない

こういった展開が非常に多いです。

激痛で眠れなくなるほど痛む前に何度もサインがあったにもかかわらず、日々の忙しさやその症状を安易に考えて後回し(放置)した結果、治療時に痛みを伴う可能性が出てきてしまいます。

異変があった時は早めに受診しましょう。それを心がけることでできるだけ歯を守ることができますし、治療時の痛みも軽減されます。

後回しにすることで大きな痛みを伴う治療にならないよう、早め早めの行動をお願いいたします。


まとめ

髄腔内麻酔とは、歯の神経の空間に直接麻酔薬を注入する麻酔方法です。

主に次のような場合に行われます。

  • 神経に炎症がある歯

  • 通常の麻酔が効きにくい場合

  • 根管治療を行うとき

髄腔内麻酔を行うことで、強い痛みを抑えながら治療を進めることができます。

歯の神経の治療は、歯を残すために非常に重要な治療です。

そのため、痛みを我慢せず、できるだけ早めに歯科医院を受診することをおすすめします。


都島区で歯の神経治療をご検討の方へ

大阪市都島区の津田歯科・矯正歯科では、

  • 精密な根管治療

  • 痛みに配慮した治療

  • 歯をできるだけ残す治療

を大切にしています。

「歯がズキズキ痛む」

「神経の治療が必要と言われた」

「できるだけ歯を残したい」

そのようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。

患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた治療をご提案いたします。

医院外観


監修者

津田 祐 | Yu Tsuda


徳島大学歯学部卒業後、大阪大学歯学部口腔治療科にて研修修了。

その後、歯科医院にて保険診療から自費診療まで臨床経験を数多く積む。
2015年に「津田デンタルクリニック(現:津田歯科・矯正歯科」を開院。

地域に密着した“予防重視”の診療を軸に、幅広い世代の患者に寄り添う歯科医療を提供している。
また、本多正明先生に師事し、包括治療を得意としており歯科医師に対して講演やセミナーを開催している

【略歴】


2008年 徳島大学歯学部卒
2009年 大阪大学歯学部口腔治療科 研修修了
2011年 西宮市 ヒロデンタルクリニック 勤務
2015年9月 津田デンタルクリニック開院

【所属学会】


• 日本臨床歯科学会大阪支部 理事
• Team COKI (Comprehensive Occlusal Knowledge of Interest)(旧古希の会) 副会長
• GPO 会長(2023年11月~)
• ITI StudyCLub阪神Codirector
•大阪SJCDレギュラーコースインストラクター
• 日本臨床歯周病学会
• 日本歯周病学会
• SAFE 理事
•OJ正会員
• 咬合補綴治療計画セミナー 講師

【出版・執筆歴】


• 包括的補綴臨床 診断と治療/医歯薬出版
• 咬合に配慮した全顎的修復症例 5
 下顎両側遊離端欠損症例に矯正治療前にインプラント治療を先行し,咬合再構成を行った症例/歯界展望 Vol.145 No.5
• 矯正診断が導く包括的治療計画 審美と咬合の最適化を図った症例報告/デンタルダイヤモンド
• 歯科技工士がセットアップ模型を依頼された場合の対応―コミュニケーションと製作上の注意点―/QDT
• インプラントの補綴設計に必要となる“3つのコンセプト”“欠損パターン”──咬合支持指数を用いた欠損歯列の評価/日本歯科評論
• 歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士の三位一体で臨む歯周病治療~大阪SJCD 誌上セミナー~ 7 歯周病患者における矯正治療/歯界展望 最新号:Vol.148 No.1

【学会発表】


2022年9月15日 GPOミニレクチャー
2022年11月25日.26日 日本臨床歯科学会合同例会in広島
2023年2月21日 OMJPandD 座長
2023年3月27日 coki tokyo 発表
2023年4月5日 大阪医専講義「審美と矯正」
2023年4月20日 coki インサービス
2023年5月21日 大阪SJCD衛生士部オンラインスクール 第1回「本質的な三位一体の歯科治療」
2023年9月17日 大阪SJCD衛生士部オンラインスクール 講義
2023年11月19日 第2回近畿デンタルサミット講演
2023年11月22日 THREEE 講演
2023年12月2日 大阪SJCD例会 講演
2024年7月27日28日 オッセオインテグレイション・スタディクラブ・オブ・ジャパン(OJ)2024年年次ミーティングにて講演
2025年4月29日 日本臨床歯周病学会2025年度第1回関西支部教育研修会にて講演
2026年5月31日 JIOS第16回学術大会 包括的矯正治療の最前線にて講演

津田歯科・矯正歯科の医院情報

津田歯科・矯正歯科

住所:大阪府大阪市都島区善源寺町1-5-37 美代志ビル1階

アクセス:大阪メトロ谷町線「都島駅」より徒歩3分

電話:06-6922-6480

Web予約:https://tsuda-dc.jp/当院のInstagramはこちら:https://www.instagram.com/tsudadentalclinic5824/

診療時間:平日 9:30~13:00 / 14:00~18:00

土曜 9:30~13:00 / 14:00~17:00

休診日:木曜・日曜・祝日(GW・お盆・年末年始あり)

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