スタッフブログ
【都島区の津田歯科・矯正歯科】知識がないから勉強するのではない。常に学び続けるのが“医療人”の責任です
おはようございます。
大阪市都島区の「津田歯科・矯正歯科」です。
突然ですが、皆さんは「なぜ医師や歯科医師は勉強を続けなければならないのか?」と考えたことはありますか?
よく「知識がないから勉強する」と言われますが、医療人においてそれは半分正しくて、半分間違いです。
本当の意味での“学び”とは、知識を補うためではなく、**「命を扱う職業として当然の責任」**だからです。
本記事では、なぜ歯科医師が「常に学び続けること」を止めてはいけないのか、
そして、津田歯科・矯正歯科がどのように日々の臨床に“学び”を活かしているのかを詳しくご紹介します。
◆ 医療は「変化し続ける世界」──昨日の常識が、今日の非常識になる
医療の世界は、他のどんな分野よりも進化が早いと言われています。
たった5年前の論文が、今では**「推奨されない方法」**になっていることも珍しくありません。
たとえば歯科医療では、
虫歯治療:削って詰める時代から「できるだけ削らない・再発を防ぐ」時代へ
歯周病治療:力任せに歯石を取る方法から、細菌学・免疫学に基づく治療へ
矯正治療:ワイヤー中心からデジタルスキャン・AI解析による精密矯正へ
つまり、「昔覚えた知識のまま診療をしている」=時代遅れの治療をしているということ。
医療人が学びを止めた瞬間、その人の治療はすでに「古い治療」になってしまうのです。
◆ 知識がないからではなく、「正しい知識を更新するため」に学ぶ
「勉強する=知らないことを知るため」と思われがちですが、
医療人にとっての勉強は、**“正しい知識を更新するため”**にあります。
なぜなら、以前は「正しい」とされていた理論や技術が、
新しい研究結果によって覆されることがあるからです。
たとえば、かつては“神経をすぐに取る治療”が主流でした。
しかし現在では、**神経を残す治療(MTAセメントなどを用いた保存療法)**が推奨されています。
つまり、学び続けていなければ「古い治療を正しいと思い込む」リスクがある。
これは、医療人として最も避けなければならないことです。
◆ 学びを止める医療人は、患者さんの未来を守れない
歯科治療の多くは「結果がすぐに出ない治療」です。
今の治療の正しさは、10年後・20年後に初めてわかるものです。
そのため、歯科医師は常に
「今の治療が将来どう影響するか」
「再発を防ぐためには何が必要か」
を考えながら治療を行わなければなりません。
学びを止めた歯科医師は、こうした**“未来を見据えた治療”**ができません。
一見問題がないように見えても、数年後に再発や破折、噛み合わせ不調を引き起こすことがあります。
逆に、常に学びを続ける歯科医師は、
新しい研究や臨床報告から得た情報をもとに、より長持ちする治療を選択できます。
◆ 津田歯科・矯正歯科が“学び続けること”にこだわる理由
当院では、院長をはじめ全ての歯科医師・歯科衛生士が、定期的に勉強会・学会に参加しています。
それは「知識を増やすため」ではなく、「治療の質を落とさないため」です。
新しい材料や接着技術を導入する前には必ず文献検証
院内症例検討会でのフィードバック共有
学会発表や講師活動を通して自ら発信
学ぶことで患者さんの治療がより安全に、より確実に、そしてより快適になる。
この当たり前を守るために、私たちは日々“学びの時間”を大切にしています。
◆ 医療は「ゴールのないマラソン」
医療という仕事には、終わりがありません。
昨日より今日、今日より明日と、常に学び続けることが求められます。
もし「もう学ぶことはない」と思ってしまったら、
その瞬間から医療人としての成長は止まってしまいます。
津田歯科・矯正歯科の歯科医師たちは、
「患者さんにより良い治療を届けたい」
「再発のない未来をつくりたい」
という想いを胸に、常にアップデートを続けています。
◆ 学ぶことは“努力”ではなく“義務”
医療の現場では、1人の判断が患者さんの健康に直結します。
だからこそ、医療従事者が学び続けることは“努力”ではなく“義務”です。
それは、
安全な治療を提供するため
再治療を減らすため
患者さんの不安を取り除くため
自分自身の診療を常に見直すため
学び続ける医療人とは、常に「自分の診療を疑える人」でもあります。
「これでいい」と思わないことが、医療人としての誠実さなのです。
◆ 津田歯科・矯正歯科が目指す“学びの文化”
当院では、院長だけでなく、歯科衛生士・歯科技工士・受付スタッフまでが外部研修に参加しています。
スタッフ全員が「より良い医院づくり」に関わることで、
チーム全体が成長し、結果として患者さんに還元できる体制が整います。
最新の歯周病予防法の研修
エアフローやスキャン技術の導入
コミュニケーション講習による接遇向上
この“医院全体の学び”こそが、津田歯科・矯正歯科の最大の強みです。
◆ 学び続ける医療人が生む“信頼”
患者さんが歯科医院を選ぶとき、
「どんな先生か」「信頼できるか」は非常に大切です。
その信頼は、立派な経歴や広告から生まれるのではなく、
日々の学びと誠実な診療の積み重ねから生まれます。
津田歯科・矯正歯科では、常に新しい知見を学び、
それを“根拠ある治療”として患者さんに還元しています。
医療人にとって“勉強し続ける”ことは、責任であり使命である
医療の世界は、静止することが許されない分野です。
新しい治療法が登場すれば、数年後には“標準治療”が更新される。
かつて常識とされた方法が、今ではリスクを伴うとして見直されることも少なくありません。
たとえば歯科治療でいえば、「虫歯を削って詰める」だけの時代から、「いかに削らず、再発を防ぐか」という考え方へと大きく変化しています。
また、矯正治療ではワイヤー矯正だけでなく、デジタルスキャナーやAIを駆使したマウスピース矯正が主流になりつつあります。
こうした変化のスピードに追いつくには、日々の臨床だけでなく、学会や勉強会を通じて“最新の正しい知識”を自ら取りに行かなければなりません。
「勉強している医師」と「していない医師」、その差はどこに現れるか
患者さんから見ると、治療の流れや使う材料の違いは一見わかりにくいかもしれません。
しかし、実際の治療結果には大きな差が生まれます。
勉強を怠らない医師は、
常に“なぜこの治療が最善か”を科学的根拠に基づいて判断する
新しい技術を学び、より低侵襲・高精度の治療を提供できる
治療後の再発やトラブルを最小限に抑える
といった点で確実な違いを生み出します。
一方で、学びを止めた医師は「昔ながらのやり方」だけで治療を進めてしまう傾向があります。
それは時に、患者さんの将来の歯の寿命を縮めることにもつながりかねません。
津田歯科・矯正歯科が“学びを止めない理由”
私たち津田歯科・矯正歯科では、「勉強すること」は“自分のため”ではなく、“患者さんの安心と信頼のため”だと考えています。
そのため、院長をはじめ全ての歯科医師が、毎月のように学会・講習会・スタディグループへ参加しています。
特に以下のような取り組みを大切にしています:
学会や勉強会での最新知見の吸収と共有
新しい材料や治療法の検証、臨床報告を通じて「自院で何を導入すべきか」を議論します。
外部講師としての教育活動
当院の歯科医師は、他院の若手歯科医師を指導する立場でもあります。
“教えること”は“学ぶこと”でもあり、常に知識のアップデートを求められます。
チーム全体の知識向上
歯科医師だけでなく、歯科衛生士や助手も含めて院内勉強会を開催。
チーム全体で患者さんに同じレベルの説明・対応ができる体制を整えています。
勉強することで、治療の「引き算」ができるようになる
勉強を続けると、ただ新しい技術を取り入れるだけでなく、“無駄なことをしない”という選択ができるようになります。
たとえば、最新の虫歯診断法を学んだ医師は、「この歯は削らなくても再石灰化で治る」と判断できます。
矯正治療でも、「抜歯しなくてもバランスがとれる方法」を導けるようになります。
つまり、勉強とは「引き算の判断力」を磨くことでもあるのです。
医療において、最も患者さんに優しいのは「必要最小限の介入」で済む治療。
そのためには、正しい知識の裏づけが欠かせません。
患者さんにとって“学び続ける医師”を選ぶメリット
医療技術は日進月歩ですが、それを自分の治療に活かしてもらえるかどうかは、担当医の姿勢にかかっています。
学びを続ける歯科医師に診てもらうことで、次のようなメリットがあります。
最新の治療法に基づく正確な診断が受けられる
誤診や過剰治療のリスクを減らすことができます。痛みや不快感を抑えた、身体に優しい治療が受けられる
新しい器具や技術によって、より快適な治療が可能です。長期的な口腔健康を見据えた提案が受けられる
「今だけ良ければいい」ではなく、10年後も健康でいられる設計ができます。患者さん一人ひとりに合わせた柔軟な選択肢を提示してくれる
知識があるからこそ、複数の治療法を比較して最適なプランを提案できます。
医療人にとって“勉強を続ける”ことは、技術以上の「人間性」
医療という仕事は、「相手の命や人生に関わる責任」が伴います。
その責任を果たすためには、知識と技術を磨くだけでなく、謙虚で誠実な姿勢が必要です。
「自分の知っていることは、まだまだ一部に過ぎない」
「もっと良い方法があるかもしれない」
そう考え続ける医師であることこそが、最も大切なのです。
津田歯科・矯正歯科では、そうした“謙虚な向上心”を医院全体の文化として大切にしています。
どんなに経験を重ねても、「学ぶ姿勢」を失わない。
それが私たちの誇りであり、患者さんにとっての安心につながると信じています。
都島区で“学び続ける歯科医師”をお探しの方へ
医療は進化を止めません。
だからこそ、歯科医師も常に成長を止めてはいけません。
津田歯科・矯正歯科では、勉強を「努力」ではなく「使命」として日々取り組んでいます。
「どんな歯科医師に診てもらうか」は、あなたの将来の健康を左右する大切な選択です。
都島区で、信頼できる“学び続ける歯科医院”をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。
知識と技術、そして誠実さをもって、最善の治療をご提案いたします。
津田歯科・矯正歯科の医院情報
津田歯科・矯正歯科
住所:大阪府大阪市都島区善源寺町1-5-37 美代志ビル1階
アクセス:大阪メトロ谷町線「都島駅」より徒歩3分
電話:06-6922-6480
Web予約:https://tsuda-dc.jp/当院のInstagramはこちら:https://www.instagram.com/tsudadentalclinic5824/
診療時間:平日 9:30~13:00 / 14:00~18:00
土曜 9:30~13:00 / 14:00~17:00
休診日:木曜・日曜・祝日(GW・お盆・年末年始あり)
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